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白山神社のハナノキ及びヒトツバタゴ

ハナノキ

白山神社のハナノキ写真
白山神社のハナノキ

白山神社のハナノキ(クローン)
ハナノキのクローン(平成24年10月撮影)

泉町大富の白山神社の境内に生き続けているハナノキは、樹齢千年といわれるわが国第一の老木である。昔は、目通り直径2メートルといわれたこのハナ ノキの大木も、今やその老化甚だしく、幹の内部の大半は朽ち果て、皮のみで生きている。根元より2.5メートルぐらい上部のところまでは、表皮半分弱にな り、目通りの横幅は1.5メートル、その先端は表皮五分の一くらい残している。この老木の根元横に倒壊している幹から、2本の若木が蘇生している。根回り 45センチと、30センチの木である。ハナノキは日本・ヨーロッパ・アメリカの北半球で化石で見つかっている。現在日本では東濃地方と愛知県と長野件の一 部に生育しているのみである。別名「はなかえで」、「七度木」、「目薬の木」ともいわれている。木種はカエデ科に属し米国産「ベニカエデ」の一変種として 「アーセル・ルーブルム・ウェリエタスピクナンツ」という学名がつけられている。この木は水の絶えずある所を好み、乾燥地では育ちが悪い。分布区域が極め て狭く、白山神社のこの巨木は自生の状態をそのまま伝えている貴重な植物である。

平成19年(2007年)6月、白山神社のハナノ キが枯死してしまいました。穿孔虫類によって幹が食い荒らされ、内部が空洞化したためと考えられます。その後平成20年(2008年)に茨城県日立市の森 林総合研究所林木育種センターから挿し木によって増殖された幼木2本のうち1本を譲って頂き、市文化会館に移植しました。高さ3.2メートルまで成長しま したが、残念なことに平成22年(2010年)5月、穿孔虫により突如枯死してしまいました。しかし現在、別の幼木が2本育っており、これまでの経験を元 に対策を施しながら成長を見守っています。

ヒトツバタゴ

白山神社のハナノキ写真
白山神社のハナノキ

ハナノキの北側に、目通り直径30センチ3本と、その北側に目通り直径13センチ4本株立ち、そしてハナノキの南側に目通り直径25センチ1本が自生して いる。いずれも高さ12~15メートルの大木である。5月から6月にかけて、新緑の樹上に純白の雪が降り積もったように花が咲く。別名「ナンジャモン ジャ」「アンニャモンニャ」という。愛知県、岐阜県の木曽川沿いの地域と長崎県の対馬に自生地があるのみである。県境の馬籠にあるものが北限とされてい る。
モクセイ科の落葉高木で「タゴの木」に似ているが、「タゴの木」は複葉植物であり、これは単葉であるため、「ヒトツバタゴ」と呼ばれるようになった。従来雌雄異株といわれていたが、近年、両性花株と雄株であることが確認された。

<所在地>

土岐市泉中窯町
白山神社

<指定年月日>

昭和18年2月19日指定

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