トップ 記事 2013.5.1 「技術の伝承」

2013.5.1 「技術の伝承」

土岐市は1300年の歴史がある陶磁器のまちです。戦国時代末期から江戸時代初期にかけては、京都や大坂、堺を中心に流行した「茶の湯」において、優れた茶陶を生み出しました。現在も国内最大の陶磁器生産量を誇ります。

地場産業が長く続くには、その土地の自然条件や技術を持った人の育成が欠かせません。土岐市の陶磁器産業は、土や水といった自然と、製品を作る高い技術を持った人たちによって支えられてきた、まさに地場に根付いた産業です。

先日、伝統的工芸品産業振興協会から、美濃焼の作り手として表彰を受けた方が受賞の報告に来てくださいました。その方は40年もの間、一貫して黄瀬戸の作品を作り続けていらっしゃるそうです。弟子はとっていないものの若手作家との交流があるそうで、「教えて教えられるものではないが、盗んでいけばよい」と話す言葉には、自身の経験を後世に引き継ぐ思いが感じられました。

現代は時間の流れが速く、3年一昔のように感じられます。私たちは今、先人の技術や経験を後世に継承するということを、いっそう意識していかなければならないと思います。

土岐市長 加藤靖也

(広報とき 2013年5月1日号)

このページの先頭へ

お知らせ

イベント

人事・職員募集

お役立ち情報