脳神経外科

脳神経外科の紹介

  脳神経外科とは神経の病気を診断し外科的治療を行う科です。当院脳神経外科では脳卒中、脳腫瘍、頭部外傷などに対し治療を行っています。

当院脳外科の紹介

  脳神経外科専門医が常勤し時間外も待機し24時間対応しています。また、脳神経外科研修関連施設として登録されています。特に脳卒中に対し力を入れており毎年受診数は増え続けています。

 

当脳神経外科の特徴

  脳血管内治療医が常勤しており、脳虚血発作をきたした超急性期の方に対し詰まった血管を再開通させて症状を改善する治療を行っております。今までは近隣の病院から治療依頼があった方を受け入れてきましたが、平成27年1月に脳卒中センターを開設し、救急隊員が脳卒中と疑った方は近くの病院でなく当院へ直接受け入れる体制となりました。これにより神経症状をきたした方は当院へすぐに運ばれ、頭部検査で脳血管閉塞などにより血流低下をきたしている場合、脳梗塞に至っておらず神経症状が回復する可能性があると判断された場合は、血栓を溶かす薬を点滴したり、治療用カテーテルにより閉塞した血管を再開通させる治療(血管内手術)を行っています。神経症状を改善させる機会を失うべきではなく、積極的に治療すべきとする日本脳卒中協会が出している声明に沿った方針で診療にあたっています。治療用カテーテルはどんどん進歩しており血管の中に詰まった血の塊である血栓をからめとったり、吸い出して除去するものに加え、ステントというメッシュ状の金属の筒を血栓に押し当てて筒の中に血栓を引き込んで除去するタイプのカテーテルも東海地方で真っ先に採用し治療に使用しています。
   破裂するとくも膜下出血をきたす脳動脈瘤に対しての治療にはまず開頭術よりもカテーテルでの治療が可能かを検討します。動脈硬化が強かったり、高齢であったり、血液サラサラにする薬を飲んでいたりしてもお一人お一人に合った治療法を検討し説明させていただいています。治療を受けられる方は毎年1~3割ずつ増えています。
 
  平成27年には新しい1.5T(テスラ:磁場の強さ)MRが導入され、緊急で脳血流検査ができるようになり、主に脳卒中治療に生かされています。必要に応じ、神経線維の評価、脳代謝評価なども行い、診断、治療に役立てています。
  手術室の中でも積極的に必要な機器を導入しています。脳出血と診断され、手術で機能が改善する見込みがあると判断された場合、より小さな傷で、より短い時間で行う手術法として神経内視鏡下手術を導入し、神経内視鏡技術認定医が治療にあたっています。
  脳神経外科では主流となっている顕微鏡下手術(顕微鏡をのぞきながら行う手術)の際に手術中に脳血流を確認できる術中血管造影機能を備えた顕微鏡を導入しています。これにより正常血管の血液の流れを確認でき、また動脈瘤の中に血液が入っていないことを確認したりできます。手術用ナビゲーションシステムが導入されました。これは病変が脳の奥深くにある場合、処置している箇所が病変のどのあたりにあたるかを指し示してくれる装置です。これにより小さな傷で手術ができたり、深いところの手術ができたり、また病変を取り残すことが無いようにできます。手術中の神経モニター装置が導入されました。手術中に神経を刺激することで手足が動く機能がちゃんと維持されているか評価したり、顔面を動かす神経などを手術中に確認するのに用いて、手術により新たに障害が出ないように配慮を行っています。
 
  平成28年度の手術件数は218件でした。その内訳は脳腫瘍12件、脳血管障害(くも膜下出血、脳出血、脳梗塞など)は87件、頭部外傷は50件でした。血管内手術は75件でした。一人ひとりに合った治療方針を検討し診療にあたっています。脳ドックで異常を指摘された場合や、神経症状でお困りの場合はぜひ一度脳神経外科を受診してください。

 

スタッフ紹介

スタッフ一覧
職名・氏名 外来担当 大学卒業年度 主な資格
副院長 兼 部長 野田伸司 月曜日、水曜日 平成2年 岐阜大学 ・脳神経外科学会認定専門医
・脳卒中学会認定専門医
・神経内視鏡技術認定医
脳卒中センター部長 兼
第2部長 北島英臣
火曜日、金曜日 平成8年 浜松医大 ・脳神経外科学会認定専門医
・脳卒中学会認定専門医
・脳神経血管内治療専門医
水谷大佑 木曜日 平成22年 岐阜大学  

 

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