1月13日(水曜日)、妻木小学校で「抹茶教室」が行われ、5年生児童57人が参加しました。この教室は総合的な学習の時間を利用して毎年5年生が取り組んでいるもので、地元の地場産業に触れるため、これまでも妻木町内の陶器工場を見学したり、ろくろを使った作陶体験などを行ってきました。
児童らは、昨年の作陶体験で自分の抹茶茶碗を作成しており、今回はその茶碗を利用して抹茶をいただきました。参加した児童らは、お茶をいただく際は隣の方に「お先に」と言うことや、器を12時から3時の方向へ2度回転させ、器の正面で飲むのを避ける事など、ひとつひとつの動きを講師の方から真剣な様子で学んでいました。
講師の方は、「お茶の作法は思いやりの心が大切。やさしい心で人に接するようにすれば、おのずと日本の伝統文化である茶道が身に付きます。また、作法を知っていれば人から一目置かれるので、忘れずにぜひ覚えておいてください」と話しました。
児童らは、「苦かったけど途中から甘さがわかった」、「お茶のたて方や作法がわかってよかった」などとそれぞれの感想を述べていました。