読書感想文の書き方のコツを学びました
7月15日(日曜日)の午前中に1~3年生を対象にした「読書感想文かきかた講座」低学年の部、
午後に4~6年生を対象にした高学年の部を開催しました。
低学年の部では、濃南小学校の最初の校長先生を務めていた石垣寿子先生に、
高学年の部では、昨年と同様に日本国語教育学会岐阜県理事の山田利彦先生に、
それぞれ、「どう読めばいいのか」「どんなことを書いたらいいのか」など、
読書感想文の書き方のコツを学びました。
低学年の部
まず、どんな本で書いたらいいんだろう?
「自分の興味の持てる内容」で、「最後まで飽きずに読み進められる」本が
感想文を書く本としておすすめの本。
図鑑でもお気に入りの絵本でもお母さんのオススメでも、どんな本で書いてもOK!
初めから感想文をうまく書ける子なんていないし、そもそも自分の気持ちを言葉で表現するのも難しい。
そんな子どもと一緒に感想文を考えるのは、苦しいし面倒くさいもの。
それでも一緒になってはじめの一歩を取り組めば、必ず次に繋がっていきます。
大変だけれども、子どもの言葉や気持ちを一つずつ拾いながら、一緒に感想文を作り上げてください。
低学年の部に参加した保護者のアンケートより一部抜粋
・時間があっという間でした。本にじっくり取り組めて、濃い時間が過ごせました。
・「言葉が出てこないのが当たり前と思って!」という言葉に感動。
・今年は親子で対話しながら豊かな時間が持てそうです。
・子どもの「つぶやき」を大事にして下さいというお言葉を頂き、つぶやきを聞き逃さないよう、一緒に感想文を書きたいなと思いました。
高学年の部
高学年の部では、20名の児童がトルストイの「とびこめ」を題材に読書感想文の書き方を学びました。
「あらすじだけになってしまう」「書き出し方が分からない」「書きたい本がみつからない」といった悩みをもつ児童へ、
経験豊富な講師が、読み取り方のコツや、書き出し方などを提案しました。
「人間関係を図にする」「とにかく一度書いてみて何日か置いて読み直してみる」など、
感想文を書くための知識が盛りだくさんの1時間半でした。
書き出しや構成の例が載ったプリントや、空欄を埋めると読書感想文が書けるようになるワークシートも配布されました。
ぜひ活用して、自分だけの素敵な感想文を完成させてくださいね!
高学年の部に参加した児童のアンケートより一部抜粋
・わたしは読書感想文にがてだったけど初めてはやく書きたいと思いました。
・とても、感想文の書き方が分かりやすかったので、 夏休みに、がんばってやってみたいと思いました。
・なんだか感想文を書くのが楽しみになりました。
・知らないことがたくさん知れたので、今日知ったことを夏休みの読書感想文にいかします。