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ページ番号1008082　 更新日 2025年5月9日

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学校長挨拶 (Message from the principal)

泉中学校校長：河合　広映

　昨年度、147名の卒業生が泉中を巣立ち、今年度、新たに144名の1年生を迎えた445名で令和7年度がスタートしました。入学式は1年生の入学を心待ちにしていたかのように校庭の桜は満開で、中学校生活の門出を祝うにふさわしい一日となりました。新入生たちは大きめの制服を纏い、ちょっと緊張した面持ちでしたが、その表情からは「さあ、頑張るぞ」という強い決意が伝わってきました。入学式でも話しましたが、卒業していった先輩たちが、卒業式の答辞の中で後輩に託したことがあります。それは、泉中文化（せんちゅうぶんか）を発展させていくためにも、「時間行動」と「挨拶」を継承していってほしいということです。これに、現生徒会長が「合唱」を加え、「時間行動・挨拶・合唱」を大事にしていきましょう、と宣言しました。

　泉中学校の教育目標は「創造・自主・協同」です。この教育目標は、本校が求めつづけている校訓ともいえる「めあてづくり」「自分づくり」「仲間づくり」の「三づくり」の精神が基底にあります。そして、「創造・自主・協同」の調和と統一を図るため、教育活動の方法・原理でもある「バズ」を教育活動の中核に据えています。生徒会長が願う「時間行動・挨拶・合唱」を高めていくためには、この泉中学校が大切にしてきた三づくりを意識しなければなりません。そして、バズでどうしたらもっと良くなるのか、高められるかを話し合っていきます。これまでも、泉中学校の長い歴史の中で、大切にしてきた活動はいろいろとありますが、その活動の充実やそれらを通した成長を支えてきた考え方は、やはり三づくりです。このように三づくりを大切にして泉中文化を継承・発展させていこうとする考えや精神を「泉中スピリット」と呼びます。これらは泉中で生活をする中で一人ひとりに芽生え、三年間をかけて磨かれ確かなものになっていくものだと考えています。

　今年度の生徒会スローガンは「結束　～共に進み　共に高め合う～」です。泉中スピリットをもち、各学級の凝集力を高めて、生徒と職員の力の結束で「自治」と「誇り」ある泉中学校を目指していきます。