プロジェクト参加メンバーの取り組み状況のご紹介(1)
S社の事例
S社では酸化雰囲気で焼成をされていて、焼成時間の短縮を目指して昇温パターンの変更を検討されています。下のグラフは取り組みの前後で昇温カーブを比較しました。
従来に比べて極端に速く昇温しているわけではありませんが、焼成にかかる時間は12時間10分から11時間15分と、1時間弱短縮されています。現在、従来パターンと時短パターンを半々ぐらいで併用されていますが、前年の同じ時季に比べて、燃料消費率は5%ほど低減しています。ご本人も手ごたえを感じておられ、今後はさらに30分短縮することにチャレンジしたいとのことでした。
酸化焼成でも低減できる工夫を示していただき、私どもも大変心強く感じております。
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