プロジェクト参加メンバーの取り組み状況のご紹介(2)
Y社の事例
Y社では全長が60mを超える大型トンネル窯を使って製品の大部分を酸化雰囲気で焼成されています。トンネル窯は連続焼成炉とも呼ばれ、写真のように焼成物を載せた台車がトンネル状の窯を通過する間に焼成されます。台車を連続して送ることで大量生産が可能となります。
以前から温室効果ガス排出量の把握と計画的な削減に努められていて、特にバーナーの空燃比の最適化を検討されてきました。制御部の調整を繰り返し行われた結果、脱炭素美濃焼SDGsプロジェクト参加時には2018年に比べて燃料使用量を約10%低減されています。
本プロジェクトには、「自社のこれまでの経験が地域の取り組みに貢献できるなら」という思いで参加されました。さらに大幅な削減をすることは容易ではありませんが、今後も継続して取り組みを進めていきたいと仰っていました。
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