大出血の止血法

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ページ番号1001666  更新日 2023年2月1日

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一般に体内の血液の20%が急速に失われると出血性ショックという重い状態になり、30%を失えば生命に危険を及ぼすといわれています。
したがって、出血量が多いほど、また、出血が激しいほど止血を迅速に行う必要があります。
大出血の止血方法として、出血部位を直接圧迫する直接圧迫止血法が基本です。この方法で止血できない大量の動脈性出血の場合は、四肢に限って、最終的な手段として止血帯法があります

1 直接圧迫止血法(直接出血部位を圧迫する)

写真:直接圧迫止血法1

写真:直接圧迫止血法2

写真:直接圧迫止血法3


スーパーなどの買い物袋を手にかぶせ、直接血液に触れないようにする

清潔なガーゼやハンカチ・タオルなどを直接傷口にあて手で強く圧迫する
(注)感染防止のため血液に直接触れないように注意してください

2 止血帯法(直接圧迫止血法が困難な場合に四肢に限って行う)

  • 止血帯はできるだけ幅の広いもの(3cm以上)を使用する
  • 30分以上止血する場合は、30分に1回止血帯をゆるめ、血液の再開を図る
    そして、出血が続いていれば再び止血する
写真:止血帯法1
(1)三角巾など長いものを用意する
写真:止血帯法2
(2)あて布を当て、軽く縛る
写真:止血帯法3
(3)棒などを通す
写真:止血帯法4
(4)出血が止まるまで回す
写真:止血帯法5
(5)戻らないように固定する

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消防本部 警防課
〒509-5112 土岐市肥田浅野笠神町3-11
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