塚本満
名称
白磁・青白磁の技法
住所
駄知町
認定日
平成25年12月18日
解説
白磁は、陶石や磁土を主原料として純白の磁器を焼成する陶芸技法である。わが国に17世紀初頭に伝えられて以来、格調の高い 白磁が美濃をはじめ各地で焼成され、その伝統技法が現代に伝えられているもので、工芸史上極めて重要かつ芸術的にも価値の高い工芸技術である。青白磁は、 釉薬に含まれる微量の鉄分によって淡い青白色に発色したものであり、白磁とは密接な技法である。
塚本満氏は、後に重要無形文化財「白磁・ 青白磁」の保持者となる塚本快示(1912-90)氏の長男として生まれ、大学卒業後、快示氏に師事して以来、白磁・青白磁の制作技法や表現について研究 を続け、精力的な活動を展開しながら技を錬磨し、高度に体得して今日に至っている。同氏は、流麗な手彫文によって華麗かつ清楚な白磁・青白磁の器を創出 し、今やその第一人者となっている。その作風は、伝統的な技法を踏まえつつ豊かな芸術性を備え、かつ現代感覚に溢れており、白磁・青白磁の世界に新たな展 開を示すものである。
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