県指定史跡「妻木城跡」「妻木城士屋敷跡」

妻木城は通称城山に立地し、14世紀に土岐頼貞の孫土岐明智彦九郎頼重が築いたとされています。その後、一族である妻木氏が領主となり、慶長5年（1600年）の関ヶ原の戦いに西軍である岩村城主の田丸勢を破った功績で7,500石を所領しました。

城は山頂を中心に約200メートル四方の範囲に、曲輪、石垣、土塁などの遺構が残されています。北側の山麓には御殿と呼ばれる領主の館と家臣の武家屋敷が築かれ、万治元年（1658年）の妻木家断絶まで陣屋として存続しました。

山頂は「妻木城跡」、山麓の御殿跡および武家屋敷は「妻木城士屋敷跡」としてそれぞれ県史跡に指定されています。

写真

妻木城跡（つまぎじょうあと）

妻木城士屋敷跡（つまぎじょうさむらいやしきあと）

所在地

土岐市妻木町字本城及び御殿跡地内
妻木城士屋敷跡は妻木城跡から北北西の位置、山の麓にあります。

山頂の城跡への道は登山道です。登山用の服装をおすすめします。

アクセス

東海環状自動車道「土岐南多治見インター」より車で約15分

駐車可能場所

• 妻木城士屋敷跡北側（城跡まで徒歩約40分）
• 妻木城南登山口駐車場（城跡まで徒歩約10分）

• 地図を表示する（外部リンク）